「豊かな意識」を培う

豊かさは「豊かな意識」から生まれると書きました。私たちが生きている環境は、自分の内面世界

が色濃く反映しているからです。

悪口、愚痴、不平不満、卑怯でずるい思いで日々を過ごしている人が、豊かさを享受すると思えますか?

やはり豊かさを手に入れるには「豊かな意識」が必要なのです。

では豊かな意識とはどんな心の持ち方なのでしょうか?

「豊かな意識」を培うためには、私たちが生きているこの世界の本質を理解する必要があります。

この世の中の本質は限りなき供給なのです。世の中にはおびただしい商品であふれかえっていますが、それでもなおかつ次から次へと新しい商品が創られています。本も音楽も科学も料理もすべてが尽きることなく発展し続けています。限りない発展、限りない供給、これが私たちの生きている世界の本質です。

この世の中は豊かさが本質だからこそ、ある人たちは自分の欲するものをいくらでも手に入れています。結局、豊かな世界を生きているか、欠乏で満たされない世界にいきているかは、自分の培った精神世界の違いにあるようです。

限りない供給ということは、今すでに私たちに限りなく与えられているということに他なりません。不足など本当はないのです。ただどうすれば自分が欲する供給を手にすることが出来るかということが問題なのです。

まずはこの世界は豊かさに満ちているということを意識すべきです。心の中から不足への不安や怖れを軽減し、なくすことが肝心です。

オリソン・マーデンはこう言っています。

「怖れは希望を奪う。悩みや不安は自信を打ちくだき、集中力を低下させ、やる気を失わせる。人は恐怖心にとらわれると、何も成しとげることができない」

豊かさを手にするためには、希望と明るさが必須です。豊かさを手にした自分の時の心を想像してみてください。それが豊かさの意識です。その時は気持が明るく感謝の気持ちで満たされていますね。

そうです。明るく感謝の気持ちこそ豊かな意識です。

欲するものが手に入れば明るく感謝でしょう。では欲するものが手に入る前から明るく感謝の気持を持てば、豊かさを手にする近道だと思いませんか?

「豊かな意識」を培うには、この世界は豊かさに満ちていて、私たちもその中にいるのだと自覚し、希望と感謝の気持で豊かさを引き寄せましょう。

心にひびいたページは繰り返し読みましょう。繰り返し読むことで意識が変わっていきます。

オリソン・マーデンの言葉

「自然や音楽を美しいと思えるのは、それはあなたの心に美があるからだ。美しい心を持って生きれば人生は美しいものになるし、不平不満を抱いて生きれば人生は失望に満ちたものになる」

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