世の中にはお金にまつわる犯罪や悪徳がはびこっています。そのせいか多くの人々がお金に対して恐怖感や罪悪感をもっています。ですからお金を稼ぐという行為にうしろめたさを感じたり、ブレーキをかけたりします。
また私たちは子供の頃、まわりの多くは貧乏だったので、人々はお金を稼ぐことに関しては守銭奴とかの言葉で悪意に表現して、自分たちの貧乏を慰めていたとも考えられます。そうした言葉の影響を受けた子供は、やはりお金に罪悪感やお金を儲けることを否定的にとらえてしまいます。
私たちはお金を求め、お金を儲けたいという願望をもちながら、一方で潜在意識にその願望の実現を妨げる反対観念があるために、お金を稼ぐという素晴らしい結果を得ることができないでいるのかも知れません。
私たちはこうしたお金への罪悪感やネガティブな考え方を変えなければなりません。
お金を稼ぐことの本当の働きを知る必要があります。正しくお金を稼ぐということは最高の善なのです。
お金の本質は、あなたの働きに対する報酬です。価値のある働きをすればそれだけ高い報酬を受けることになります。
つまり正しくお金を稼ぐという行為は、それだけ人の役に立つ価値ある行為をあなたがしたということなのです。
なかには詐欺行為や盗みなどという稼ぎ方をする人がいるから、お金を稼ぐという行為が濁って見えるのです。本来のお金を稼ぐという行為であるかぎり、人として全く正しく、気高い行為に違いはありません。
お金を稼ぐという事に関する迷いの雲を取り払って、積極的にお金を稼げば、世の中のためになる最善の行為であるという自覚に入れば世界が変わってきます。
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