富の本質

富とはお金や財産の蓄積されたものをいいます。つまり裕福な状態のことですね。

世の中には貧困であえぐ家もあれば、裕福な家もあります。

裕福な家は現在進行形で築き上げた人もいますし、先祖から受け継いできた家もあります。

実は、この裕福な家とは「徳を積む」といううことと深く関りがありそうです。

先祖のある人が頑張って人の役に立つ働きや商品を開発した結果、繁栄を築き上げたわけですね。地域や人々に貢献する働き、これを徳を積むといいます。

昔から「積善の家に余慶あり」と言われています。善いことを積み重ねてきた家には子孫にまでよいことがが続くということですね。こうして裕福な家があるのですが、しかし時が経つうちに徳が失われれば没落していく家もあります。

富の蓄積のためには、この徳を積む働きがとても大切なように見えますが、では徳を積むとは具体的にどういうことでしょうか?

徳とは人や社会への貢献です。人の役に立つ働きや価値ある商品の提供もそうですね。

お金は人の役に立つ働きや商品、つまり価値あるものに対する対価です。

価値が高ければそれだけお金の対価も高く支払われます。

つまり正しくお金を稼ぎ、豊かになるには価値のある働きや商品等を創り出す必要があります。それは人のためを考えた「愛」であり、自分の経験や知識を働かせる「知恵」です。

富とは「愛」と「知恵」の働きから創り出されるものと言えませんか。そうです、富の本質は「愛と知恵」なのです。

こう書くとたいそう立派な働きが必要のように思えますが、今現在自分が働いている仕事、学んでいること、好きでやっていることを頑張っていくことで、何かの役に立ち、誰かが喜ぶとか、なにがしかの貢献ができるようになればいいのです。その積み重ねで価値を高めていくことが富への道ではないでしょうか。

原因と結果の法則】   ジェームス・アレン 

外側の世界である環境は、心という内側の世界に合わせて形づくられます。

良い思いや行いは、良い結果を生み、悪い思いや行いは、悪い結果を生みます。

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